誰もが自分の立ち位置はわからないから。諦めなかったら勝ち。

今日もカステラ作り♪


阿倍玲奈さんが教えてくれる

『嫁の株があがっちゃうカステラ』
のレシピで作っています。

カステラって、
ベーキングパウダーを使わずに
卵の力だけで膨らませるんです。

卵と砂糖を
ただただ電動ミキサーで
混ぜること12分。

途中8分くらいで、
退屈になってきて
もういいんじゃない?
とか思ってくる。

10分くらいでかなり全体が
ふわふわしてきて
あと2分やる意味あるの?
ってくらいになる。


ところが
あと2分、
あと30秒、
そのラストスパートでの卵の変容が
すごいのだ。

最初の5分ももちろん違うけど、
レシピの定められた時間の
終わり時間あとわずかで
一気にキメが細かくなる。

このキメ細かさが
カステラの仕上がりを左右する。
(まだレシピは続くんだけどね)


これを見ていて
思い出したことがあるのです。



また競技の話になっちゃうんですけどね。

走っている本人には、
ゴールまでの距離ってわからない。
なんとなく、近づいてるかな?
という程度。
(ここで言うゴールは、次のステージに上がる事とか、結果を出せるようになること)

変化を見ている周りの人間には、
よく見える。

でも本人は
あとどのくらい頑張ったらいいか
わからないからしんどい。

ゴールまであと1センチってところでやめてしまう選手もいる。

体の変化や、意識の変化
そういうものの変容は
周りにはよく見えるから

あとちょっと手を伸ばしたら

そのままやり続けたら

ステージが上がっていたのに。

そんなところで、
走ることを辞めてしまう。
競技の世界から去ってしまう
そういう選手が沢山いた。
(私もその1人)


お仕事もそうだと思っている。
頑張って種まきをして
お金も沢山つぎ込んで
芽を出して来て、
あと少しで花が咲くねって時に
なぜか諦めてしまう人は多い。

本当に本当に多い。


トップレベルの選手でも
いきなり辞めてしまったりするけど
あれも同じような内容だと思う。

自分が本当に進んでいるのか、
わからなくなってしまうからだ。

こんなにしんどい思いをして
まだまだ走らなければならないのかと
絶望を感じるから。

人は現在地がわからなくなると
途端に不安になり、疲労が増す。

ゴールまであと1センチだと
知っていたら踏ん張れたかもしれない。



だから私はいつも心にとどめている。
走ることに疲れても、降りるな。

立ち止まって休んで、
また走れるようになるまで
降りない。

棄権したレースは
再スタートは出来ない。

新しいレースを走るしかない。

だったら歩くスピードでもいい。
立ち止まって屈伸してもいい。

フィニッシュまで行けば、
その先にあるものが掴めるから。

極端にいえば
掴めるまで進み続ければ、いいのだ。

そして、走るのを辞めた選手は
外から見て驚くのだ。
自分がいた場所を知って。

自分の頑張りが
願ったものまであと僅かな場所まで
自分を推し進めていた事を知り。

人生に無駄な経験なんて無いから
その経験も大切だろうけど

誰もがみんな
掴みたくて走り出したはず。

ならば掴めた方が
やはり嬉しいものだから。


今、あなたが頑張っている事
もう諦めてしまおうかな
辞めてしまおうかな
そんな考えが頭に過る時があるかもしれない。

けれど
あと、僅か かもしれないよ。

諦めた後に知るなんて
悔しくない?

変わり映えしないような日々が
ラストは一気に上がるから。

それまで
変わり映えしないように見えるけど
やり続けてみよう。


自分で自分の場所が
わからなくなったら
客観的に見てくれる人と
話すのも良い。

できたら継続的に。

確認しながら進むと
今までよりも
チカラを無駄に使わずに
尚且つスピードを出していける。


横山まい

自分自身が悩むより動き出すことで見えた世界が沢山あると知ったから あなたの踏み出す一歩を応援したい♡ 気づきコンサルで、あなたの願った人生を歩むお手伝いをします!

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