走った方が楽だけど、我慢して歩く事が出来るか

トレーニングの理論として

6割くらいの強度で
無理せずやり続ける方が
最終的にはチカラがつく、
というものがある。

まだ余裕だな
と思う程度までしかやらない。

トップスピードを出さないし
身体を酷使しないから
怪我はしない。

余った時間と体力は
学びや筋トレに注ぎこむ。

そうやって6割の練習を続けて行くと
基礎部分が強化されて

半年前のその人の6割と
積み重ねだ後の6割は強度が変わっている。

もっとやりたいなぁという
気持ちと体力を残して
明日に向かう。

今までは8割頑張らないと出来なかった練習が

6割を続ける事で、
8割を6割のエネルギーでできるようになる。



わかっちゃいるんだけど
我慢できないタイプは

気分がノリノリだと
ぶっちぎりに走ってしまう。

調子が良いと
課されたメニューより
増やしたり、スピードあげたり。

そうすると
ある日突然疲労が溜まりすぎて
動けなくなっていたり

いい練習出来てきたな、って所で
致命的な怪我とかして2週間離脱。

ありがち。

もっとやりたいなぁなんて気持ちはなくて
あーもー疲れたーーーーー
って倒れこむ。



生活においても
お仕事においても
そういう事って、ある。

勢いに乗ってるときに
アレコレやったり
手を出したりして
それが自分の何割のチカラか冷静に見られずにやってしまう。

体力の限りやって
チカラ尽きて燃え尽きて
しばらく離脱。

この方法は
せっかくのトレーニングを線で結べず
『点』にしかならない。
当然基礎の部分は変わらない。

その人のチカラは進化しない。

一時的には爆発力を出すけど
アップダウンを繰り返して
頑張れない自分に嫌気がさしてくる頃

6割で目立たないけど
ゆっくり確実にやっていた人が
実績も信頼も積み重ねながら
尚且つ能力をベースアップさせて
台頭してくる。

長生きできるのはどちらか

本当に頑張り屋なのはどちらか

長いスパンで見たら
よくわかるのに

頑張り屋の人ほど、
6割の余裕がある自分を
もっと頑張らなきゃと焦り
これじゃトレーニングにならんと
詰め込み
今後の不安を打ち消すために走ってしまう。


走れる体力とテンションがあっても
ぐっと堪えて6割でいる。
その代わりにそれを続ける。


それがとても大切、


『6割がわからない』
っていう人が凄く多いのが私の印象。

『一生懸命』が美徳とされているからね

周りが一生懸命やっている(ように見える)中で

余裕があるけどそれ以上仕事を受けない。
手が空いていてもそれ私がやりますって言わない。

なんて事が怖くて出来ない。

怠けてるって思われたくない
怠けてるって思いたくない


そんな風に思ってしまっていませんか?

自分の体調を整えておくのも
あなたにしか出来ない仕事なんですよ。

あなたが
頑張って頑張って倒れても
仕事は滞るし
周りも困るし

何より
あなたが悲しくなるでしょう?

走れても、走らない。

師走と呼ばれる今月ですが
ちょっと意識して見てくださいね。

2018年を線で結んで行くために!

横山まい

自分自身が悩むより動き出すことで見えた世界が沢山あると知ったから あなたの踏み出す一歩を応援したい♡ 気づきコンサルで、あなたの願った人生を歩むお手伝いをします!

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