高崎ビオスクさんで
偉大な2人の対談‼︎
先月訪問した千葉県船橋市にある社会福祉法人の運営するピザ屋さん
『らんどね 空と海』のシェフであり
料理家、ダンサーと多面的な活動をする藤田承紀さんが、高崎に遊びに来てくれました!
ならば ならば
お店はここしかない‼︎と
高崎で有名なオーガニック野菜・自然食を扱うオシャレなBIOSK‼︎
そしてそのオーナー桜井さん。
お二人は元々面識あったんだとか!
オーガニックとか、自然食とか
みなさんはどんなイメージを持っていますか?
私は以前は高級でなかなか買えない、特別な一部の人のもの
というイメージを持っていました。
いえいえ
そんな事は無いんです!
現在、私は何でも食べますし
外食もするしスナック菓子も食べます。
でも楽しんで生活の中にオーガニックを取り入れて
百パーセントジャンクなものに頼るんじゃなくて
オーガニックの野菜を使って自炊して
自分の生活のジャンク率を10パーセントでも減らせたら
それっていい事じゃない?ってくらいの軽さで日々暮らしています。
単純にそちらを選択した方が心地よい、という時も多いです!
私は陸上を引退する時に精神的に参っていて
摂食障害になり
寝込んだり、情緒不安定になっていて
数年通院したり服薬していました。
だけど
薬なんかじゃ治らないと、
自分でよくわかっていました。
考え方を変えないと
何にも変わらないんだ、と。
強くなれないのは自分のせい。
やり続けられないのは意志が弱いせい。
こんな自分じゃダメなんだ
って自分で自分を責めていた時
精製された砂糖は精神的に参っている時は良くないよ
という記事を見かけて
半信半疑ですが甜菜糖やきび砂糖を使うようになりました。
今迄漠然と栄養バランスだけ考えて食事を作っていたところから
素材を見ることにシフトして料理をするようになり
元々料理は好きだったので
アレコレ楽しみながらやってきて
なんとか人並みに生活できるようになって
出産、子育てなどもできる現在の姿になりました。
食べ物が思考を変えたというのは
大袈裟ではないかもしれません。
お二人の会話の中からは
固定種
自然栽培
ヴィーガン
有機JASの話
バーチャルウォーターなどなど
面白いキーワードがザックザク‼︎
イタリアで食の修行をした藤田さんと
ドイツで農業の勉強をした桜井さん。
ヨーロッパはBIOの先進国で
レベルが全体的に高いのだとか。
お二人とも、ただ野菜を売ったり料理を作っているだけではなく
ご自身で野菜を栽培していたり
農家さんの現地を見に行かれたり
沢山沢山勉強されていて
日本の農業の現状や課題
世界的な問題
地球の将来のこと
人々の身体の変化など
様々な事にとても危機感を持たれていましたが、
それを他人に強要するのではなく
自分が楽しんで生活する事が一番伝わる!と目を輝かせてお話していて、
純粋なエネルギーの素晴らしさを感じました。
BIOSKのネーミングは
駅のKIOSKをもじってつけられていて
日本中にキオスクのように気軽に適正価格のオーガニックのお店が沢山ありますように、と願いが込められています。
ヨーロッパみたいに普通に買える、選べるお店が増えると思うとワクワクします!
大量生産や農薬の使用など全てが悪い、と私は言いたい訳ではなく
ナチュラルな食生活が高級なもの、一部の人のものという括りに限定されず
気軽に誰でも選べる社会であり
本当のニーズに応えられる生産者を守れる賢い消費者が増えるといいなと思います。
そしてオーガニックな野菜や食材を使うことは
食べ物がどこでどのように誰が作っているのか?という身近なところに私達が目を向けてその背景を知り・学び、
何かを誰かのせいにするのではなく
自分達ができるアクションを考え、
行動して行くことのきっかけになっているのだと感じました。
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固定種のピーマン200円。
高くないよー✨
こちらは8年自家採種の種を使って栽培しているそうです。
BIOSKさんもらんどねさんも
『魅せ方』がとても上手。
ただ良いものを売ってます、という姿勢だけではなく
雰囲気や居心地などトータルでお仕事をされているところが、流石‼︎
消費者はモノが欲しいのではなく
ストーリーや体験が欲しい という部分をしっかり抑えているなーと感じます。
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高崎近辺のママさん
BIOSKさんは予約すると個室もあって
バウンサーやベビーチェアもあり
お子様連れに行きやすいお店です。
日々の食事の一食だけでも
ここで変えてみるのはいかがですか?
そして
普段私達が買う野菜、飲む水
消費する品々について
少しだけ思いを馳せてみませんか?
私達の腕の中にいる子ども達の未来の為に。
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