様々な季節の手仕事や暮らしごとを体験出来るのが
前橋市粕川地区にある
『暮らし紡ぎ村』さん。
東京生まれ東京育ちの主宰者、あべれいなさんが群馬に続く季節仕事を親子(とりわけ母子)で体験できるようにしています。
今回は連休を利用して参加したのが
わざわざ長野からきた私の姉‼︎
ついに県外からも参加者が(笑)
いや、冗談はさておき、あべれいなさんの活動は日ごとに反響が大きく広がっています。
現代に生きる母子が求めるモノなんでしょうね。
これは藍の葉っぱ。
あべれいなさんが種を繋いで毎年育てているもの。
根元からポキポキと取って
葉っぱだけをむしって
ミキサーでガーッして
洗濯ネットで絞って
布を染める。
染めたては
藍というより、緑。
時間が経つとこうなるんだって
葉っぱの葉脈まで布に写すような叩き染めができるのは
生葉だからこその染め方。
力加減が難しいけど
これはチャレンジしたくなる美しさ‼︎
私は藍には何故か反応せず
様々な泥を使った泥染め。
しかも今回はずっと可愛いと思っていた、板締め染め。
板のある部分には泥が入らず
四隅の布のみ染色する
長女は厚みがあるから侵食して失敗するかも、なTシャツを
板締めでチャレンジしたいというのでトライさせてみたら…
立派なのが出来ました‼︎
テキスタイルのようなドットにはならなかったけど
味のある一品に。
私は手ぬぐい。
ピンクがうまく丸にならなかったけど
ピンク、黄色、ムラサキの三色で身悶えする可愛いいやつが出来ました♡
(自画自賛)
次女はまるっきりヤル気ナシなので
母ちゃん張り切ってハートのTシャツ染めました♡
チョコレート×ピンクの身悶え作品2。
他の方は
この日だけの贅沢染め
『泥染して更に藍染め』をしてました‼︎
超オシャレ‼︎
そんで布の畳み方とか、
染色の仕方に性格でるなぁ。
この方は、キッチリ‼︎
作品を乾かしている間に始まった
オーストラリアの伝統楽器
リジュビジュの演奏。
なんでもトライする!
意外に吹けた‼︎
音が鳴らせない人もいたから
ちょっぴりコツがあるみたい。
この楽器はユーカリの木をシロアリが食べて
中が空洞になってしまったのを生かした楽器なんだって。
ユーカリの木の想像がつかない。
コアラが葉っぱをムシャムシャ食べてるイメージのみだ。
シロアリってすんごいね。
あー色々楽しかった!
自らの手で生み出すことが
こんなにも達成感に満ち溢れるのか、という新鮮な驚きだったし
みんな、染めあげた布を
心配そうな顔でちょっとずつ広げ、
想像以上の出来栄えに、
パッととびきりの笑顔に変わる。
その瞬間はたまらなく素晴らしい✨
暮らし紡ぎ村が伝えたいこと。
伝統的な手仕事や
人との交流。
大人の周りを駆け回る子どもたち。
手が離せない親に代わり、
面倒をみる大きな子どもたち。
日々の私達の生活の中にある『当たり前』のモノには、どんな過程や手間があるのか。
実際に季節仕事をして知る
先人の知恵と、その理にかなった仕事内容。
母達が手を動かしながら様々な交流をし
周りを駆け回る子どもたちは
手伝ったり手伝わなかったり
けれど、記憶の一枚に残るその母の姿。
便利になった現代で
わざわざやる。
季節の手仕事達。
だからこそ人々が日々の暮らしに感謝して
成り立ちに感謝する。
今の世の中で
全て手仕事にして行くのは難しい。
オートマチックな事にだって人々の暮らしを良くする願いが込められている。
どちらが素晴らしいと白黒つけたいのではなく、心地よく共存して行くこと。
自分で好きな方を選択して暮らす。
そして、消えて行くにはあまりにも惜しい様々な手仕事が、
人々の記憶の片隅に生き続けることを願って。
いつ来ても
素晴らしい場所だなぁと思っています。
興味がある方は
8月のイベントに是非参加してみてくださいね(^^)
8/22 新前橋
8/31前橋市粕川地区
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