前橋市で昔ながらの手仕事や農業を
現代を生きる母と子どもを対象に
伝え続けている人がいます。
森のhahako園
畑deおやこ園
子どもひみつ基地プロジェクトなどなど。
長女がひみつ基地プロジェクトに参加させて貰っています。
この日はひみつ基地の棟上げと
大豆を昔ながらの機械で選別する作業をさせて貰った。
とても大切だと知っていても
日常の中で自然とのふれあいを切り取って子どもに差し出せることは出来なくて
大豆仕事なら
畑を耕し
種を蒔き
水をやり
収穫して
っていう流れがある。
ここでは、
人々が脈々と紡いできたものを
ちょっと経験させて貰える。
なんてありがたい事なんだろう。
毎日関わることができなくても
子ども達の記憶の片隅に
こういう体験があってほしい
いつもそう願っている。
ふと
それはこのプロジェクトを運営している彼女達が
ひいては今の社会で
農業を頑張っている人や
自然を守っている人がいるからなんだ。と強烈に感じた。
１つ前の記事に書いた
レールから降りたあと
そのレールに再びのるのは
そのレールの上を頑張って走っていた時以上に何倍も大変だと書いたところにつながる。
今ある自然が無くなったら
今まであった伝統的なものが全て途絶えたら
再び取り戻すのは
気が遠くなるほどのエネルギーが必要で
それこそ、私達が生きている間に取り戻せるものではないだろう。
考えると
スケールの大きな話に焦りと不安でワタシの内臓は冷えた。
ちょっとパニックになったけど
それでも私には私のやれる事しか出来ない。
頑張って保ち続けてくれる人々に感謝しながら
私は私の人生というレールは絶対に降りない。
そんな覚悟だけは決めた日でした。
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